校長室より


 

八十八夜

 

立春から数えて88日目、5月1日は八十八夜です。八十八夜…といえば「茶摘み」の
歌で知られますが、新茶を摘む時期になります。我が家の一株も、いよいよ新芽が大きくなり、1番茶を摘もうかと思います(一株の小さい木なので、1回分しか摘めません)。

この八十八夜は、「夏も近づく…」と歌われるように、春と夏との分かれ目になります。「八十八夜の別れ霜」といって、この頃以降は霜が降りないと言われますが、今週は気温が低く、かるが浜にも冷気が流れ込んでいました。そのためか体調を崩している生徒も多かったようです。からだを休め、明日からの連休でしっかりと元気を取り戻してください。5月5日が立夏になりますから、本当に夏は目の前です。大型連休明けの土曜日には体育大会が行われます。元気な姿を保護者や地域のみなさんに見てもらいましょう。

 また、八十八と言えば「お米」ことを言います。米ができるまでには88の手間がかかるということから「米」という文字になったとも言われます。最近はお米の値段が高くて、各家庭ではため息をつかれているのではないかと思いますが、給食では温かくおいしい「ごはん」がいただけています。お米ができ、提供されるまでの多くの方々のご苦労に感謝して「ごはん」をありがたくいただきたいと思います。

          

                               吉浦中学校長