本校は呉市の中央部に位置し、呉市民のシンボル灰ヶ峰(標高737m)を背に、前方には呉市街、呉港、江田島、休山連峰、広湾などを望み、瀬戸内のパノラマを展開する風光明媚な地にある。

　生徒は2つの小学校(原小学校、明立小学校)から集い、｢進取・礼節・求学｣を校訓として各分野で活躍としている。呉市の自治体組織では、4区、5区、阿賀地区と3つの自治会地区連合会に所属している。

　本校の校庭は、海抜およそ100メートルで、普通教室のある２階校舎からは、南西方向に視界が開けており、市街地や呉湾が眼下に一望できる。

　呉越側は急峻な崖になっている。生徒たちは｢鍛錬段｣と呼ばれる長い階段か、勾配のきついスカイラインのような｢鍛錬坂｣を登りながら、心身ともに鍛えられている。

　生徒は素直で、学校でも地域でも挨拶ができ、落ち着いた環境の中で明るく楽しい学校生活を送っている。保護者、地域の教育に対する関心は高く、協力的で学校への期待も大きい。